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Journal lablab
2026.01.31

BCP策定は「もしも」ではなく「いつも」のため

自然災害時や感染症拡大時でも、“いつも通り”を守るために

入社14年目。「命を助ける仕事」の一端を担う 14th year since joining the company. Playing a part in “work that saves lives”

BCP策定は「もしも」ではなく「いつも」のため

新卒で入社してから14年。マストレメディカルのメディカル事業部で長年、地元の医療現場と向き合ってきました。

私が入社した年は、ちょうど東日本大震災が起きた年でもあります。

就職活動をしている中で「医療や介護に携わる仕事であれば、景気や社会情勢に左右されないだろう」と考え、同時に「多くの人の手助けになる仕事だ」と感じたことが、この業界を選んだきっかけでした。

現在、私は浜松医科大学病院に出入りし、主に心臓血管外科を担当しています。

手術で使用される人工弁や人工血管などを取り扱うのですが、それらの製品はどれも専門性が高く、医師と同じレベルで知識を求められることも少なくありません。

また、緊急性の高い診療科のため、手術が決まれば現場に付きっきりになりますし、場合によっては土日でも呼ばれることがあります。

強い責任感が伴う業務ではありますが、「命を助ける仕事」の一端を担っているという点で、とてもやりがいを感じています。

マストレメディカルが
策定した2つのBCP Two BCPs formulated by Mastre Medical

BCP策定は「もしも」ではなく「いつも」のため

さて、今回、私がお伝えするのは「BCP(Business Continuity Plan)」について。訳すと「事業継続計画」のことです。

自然災害や感染症の拡大など、緊急事態が起きた時に、事業を止めず、できるだけ早く立て直すための「備え」をまとめた計画だと考えてもらえれば、わかりやすいと思います。

そして実際に、こうした備えが制度として求められるようになったのが、2024年4月です。

介護に関わるすべての事業者・事業所において、BCPの策定と運用が義務化されました。

それを受けて、マストレメディカルでも【自然災害発生における業務継続計画】と【感染症発生時における業務継続計画】の2つのBCPを策定しました。

内容を紐解くと、まずは従業員の安全の確保についてです。

災害が起きた際、まずはそこで働く人たちの安全をどう守るのか? どこに避難させるのか? どのような指揮系統で指示や情報の伝達がされるのか?が明記されています。

同時に、利用者様の安否確認の方法や支援の仕方についての基本方針などが記されています。

その上で、緊急時に必要となる介護用品などはどのくらいストックされているか? 保管場所はどこなのか? 事業復旧までのおおよその時間、用品提供までのプロセスなどが、災害などの状況ごとに、事細かに設定されています。

医療分野にも広がる
「備え」の重要性 The importance of “preparedness” extends to the medical field

現在は介護分野のみに義務化が課されていますが、この流れはいずれ医療の現場でも必須となるはずです。

実際、私が担当する医療機関からも「そういった体制は整っていますか?」と聞かれることが増えてきました。

要望されたら見せられる資料を持っているかどうかで、医療機関からの印象や信頼性が大きく変わりますよね。

そこで策定したのが【感染症発生時における業務継続計画】です。

介護事業で策定した【自然災害発生における業務継続計画】の内容をベースに、医療分野(ウイルス感染拡大)に対応できる計画として整えました。

ただ、現状の計画を見返してみると、まだ細かく詰めきれていない部分も散見されます。

例えば、担当者それぞれの役割や、自宅と会社の距離を考慮した動き方などです。

実際に災害が起きなければ見えてこない課題も多いかと思いますが、だからこそ、今後も継続して、BCPのブラッシュアップの提案をしていきたいと考えています。

介護事業部ではすでに行なっていますが、メディカル事業部でもBCPに関する委員会を立ち上げて、定期的に話し合いを進めていくのも良いかと思います。

進化する医療現場と、
変わらない役割 Evolving medical practice and unchanging roles

BCP策定は「もしも」ではなく「いつも」のため

また、近年の医療現場はロボット化が進み、使用する機械や手術方法も日々進化しています。

心臓手術においても、患者さんの身体への負担を減らす「低侵襲」手術の流れが主流になってきました。

日々の業務での対応はもちろんのこと、BCPに関しても、それら時代の流れに遅れることなく、情報の上書きをしていくことが大切です。

特に、浜松医科大学病院においては、すぐ近くに弊社の倉庫があり、必要なものを迅速に届けられる体制があることが大きな強みです。

ネットで購入できるものも増えましたが、命に直結する製品は、やはり「すぐ動ける距離感」が重要だと感じています。

私たちの強みが、自然災害時でもウイルス感染拡大時においても、しっかりと対応していけることが、地域の医療を守る手助けになることは間違いありません。

足を運び、生の声を聞き、信頼を積み重ねる Visit us, listen to our customers' opinions, and build trust.

BCP策定は「もしも」ではなく「いつも」のため

マストレメディカルのBCPは、お問い合わせいただければご覧いただけるようになっています。

もし気になる方がいらっしゃったら、お気軽にお問い合わせください。

最後に、私の今後の目標についてお話しします。

これまで10年以上にわたって地域の医療に携わってきましたが、もちろんまだまだ覚えること、成長の余白はたくさんあります。

ですので、今は心臓分野に特化した業務をさせていただいていますが、将来的にはもっと医療全体の知識を深めていき、自分の引き出しを増やしていきたいと考えています。

大事なのは、やはり「足を運ぶ」こと。

現場の医師やスタッフの生の声を集め、本質の部分をしっかりと捉えた営業・提案ができるようになりたいです。

医療の現場を止めないために。私はこれからも、日常からしっかり備え、信頼を積み重ねていくことに注力していきたいと考えています。

atsuki sugimotosugimoto
株式会社マストレメディカル メディカル事業部
PROFILE
基本はインドア派ですが、休日は子どもと公園に出掛けたり、キャンプに行くこともあります。最近のマイブームは観葉植物。社内の“観葉植物仲間”と情報交換しながら育てています。
保有資格: 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
家でも仕事でも「ちゃんと備える」が大事ですね!
杉本

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