2025 August
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家を買うベストタイミングとは?年齢別のメリットと注意点
「10年以上の介護職・ケアマネ経験を経て営業職へ。」
ケアマネの現場から心機一転、一歩引いた広い視点から介護をサポートしています。
私がマストレメディカルに転職したのは、32歳の時。第一子が生まれてしばらくしたタイミングでした。それまでは10年以上、デイサービスの事業所で介護職員やケアマネジャーとして働いていました。福祉系の大学を出てから一貫して介護・福祉の仕事に携わってきたのですが、待遇面や将来性のことを考えて、あと、ケアマネ時代に介護用品に興味を持ったこともきっかけとなり、思い切って転職を決意しました。結果として、この選択は大正解でした。培ってきた介護の知識を存分に活かしながら、直接的なケアではなく、一歩引いた視点から介護のサポートができるようになったことで、体力的にも精神的にもかなり負担が軽くなりました。
ただ介護用品を納品するだけでなく、現場の細かな状況に気付き、現場スタッフさんへ報告をしています。
ケアマネ時代の私は、地域包括支援センターと連携しながら、介護サービスの提案や入所先の紹介など、幅広い支援に携わっていました。その経験は今、介護事業部での営業活動に大いに役立っています。取り扱っているのは、階段に設置する手すりや車椅子、電動ベッドといったレンタル介護用品。訪問先としては、個人宅がメインです。担当ケアマネジャーさんからの依頼を受けて、納品・設置を行うのが基本で、必要があれば、オムツなどの消耗品を追加でお届けします。特に、老老介護のご家庭では、買い物に出かけるのも一苦労ですから、そうしたご事情にも配慮して行動することを心掛けています。介護用品を使う側から「届ける側」に変わりましたが、やはり今でも、ケアマネ経験者として、利用者さんのちょっとした変化や気になる様子を放っておけないんです(笑)。例えば、夏場にベッドを搬入した際に、エアコンが苦手で部屋を閉め切っている高齢者さんがいたら「熱中症に気をつけてください」と報告したり。そういった小さな気配りが利用者さんやケアマネさんとの信頼関係につながり、「またお願いしたい」と言っていただけるきっかけになります。競合他社と商品や価格はほとんど変わらない中で、選ばれる理由のひとつとなるのは、やはり“人”なんですよね。ただ納品するだけでなく、現場の状況をしっかり把握して介護の現場との連携にうまく入り込んでいくことが大事になってきます。そうすることで、次の提案や営業にもつながっていきますからね。私の強みをひとつあげるなら、やっぱり「元ケアマネ」に尽きますから。
マストレで感じるやりがいのポイントは、数字ではなく、人と向き合えること!
私が担当するのは浜松市の西エリア(旧西区や湖西市)。現在、160軒ほどの個人宅を担当していて、多い日は1日6~7件の訪問をこなしています。訪問・納品・病院での聞き取り・ケアマネさんとの打ち合わせなど、業務は多岐に渡りますが、自分で効率良くスケジュールを管理し、自分のペースに合わせて調整を行えるので、ある意味、自由度は高いと仕事だと思っています(マストレグループ全体がそうかもしれませんが)。また、ノルマなどの数字のプレッシャーも過度ではないので、第一に「利用者さんのために何ができるか?」をしっかり考えられるのが良いですね。この仕事について改めて感じたのは、「マストレ」の知名度の高さ。「すずかけセントラル病院」があることも信頼につながっていますが、行く先々のケアマネさんから「あのマストレさんね。それなら安心かも」と言っていただけることが多いので、そういう意味でも肩の荷が軽くなりますし、仕事への意欲や自信につながっていきます。
変化の時代に選ばれ続けるために、信頼と対応力を磨いています。
最近は、介護業界にもICT化の波が来ています。人手不足もあって、業務の効率化が求められているからです。また、在宅介護の需要が年々増えており、「施設に入れない」「家の方が落ち着く」といった理由から、今後ますます伸びていくのと考えられます。そうなると、必然的に、私たちマストレメディカルの役割も広く、深くなっていくことでしょう。競合他社をはじめ、新規参入もどんどん増えてはいますが、そんな中で選ばれ続けるためには「信頼される人間関係」と「密な連絡」、「スピーディで小回りのきく対応」が必要です。また私自身も、「元ケアマネ」というレッテルにあぐらをかくのではなく、より確かな知識と対応力を磨き上げ、「向井さんだから」と言われるような存在になりたいと思っています。さらに最近は、介護職員の高齢化や外国人スタッフの増加といった現場の変化も肌で感じていますので、そういった社会の動きへの対応力も高めていけたらと思っています。
単なる物品の納品ではなく、「生活を支える一部になること」
私たちの仕事は、単なる物品の納品ではなく、「生活を支える一部になること」です。そんな中、これまで他社にお願いしていたケアマネさんがマストレに切り替えてくださったり、ご紹介で新規顧客になっていただけたりした時は、一番うれしく、やりがいを感じる瞬間です。これからも、ちょっとしたことでも顔を出す、元気&笑顔であいさつする、新製品のチラシを用意して会話のきっかけを作る…など、事業のチャンスになり得ることはしっかりと行い、コミュニケーションを通じた人間関係づくり、信頼関係づくりをがんばっていきたいです。今後の目標をひとつあげるなら…、製品知識や経験をさらに深めて、どんな困りごとにも「こうすれば解決できる」と提案できる営業になること!ですね。介護事業部には、私よりはるかに現場経験のある先輩方が多いので、しっかり学んでいく努力を怠らないようにしていきたいです。そして、私のように「現場から一歩引いた場所から介護に携わってみたい」という方がいらっしゃったら、どうぞお気軽にお声掛けください。私たちと一緒に、地域の介護の未来を支え、一つひとつの出会いと信頼を大切にしながら、仕事をしていきましょう!